プラモクラフトブログ

プラモとストレス

2020/01/09
 
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30代の模型製作者です。 ~受賞歴~ ダンボール戦機プラモデルLBX烈伝コンテスト2014最優秀賞 2018年オラザク選手権一次通過

楽しい趣味であるプラモデル制作で、
ストレスが溜まったり、
SNSアカウント消したり、
最悪プラモ作りが嫌になってしまう人がいます。

楽しいはずの趣味で楽しくなくなるのは悲しいことです。
今回は模型が嫌になってしまう原因を書きます。

昔は無かった悩みの原因も浮かびあがりました。
その対処法も次の記事で書いてますので、
合わせてご覧ください。

ストレスの原因1、コンテスト・大会の結果



Twitterなどで、プラモのコンテストの結果が悪くて、
落ち込んでいる人をしばしば目にします。

自分が丹精込めて作った作品が思った結果にならないことは、
精神的ダメージが大きいんです。

「結果が悪くてがっかり、でもまぁ次頑張ろう」
となればいいのですが、

「もう嫌だ、模型なんて!」
となってしまうことは仕方ないこと。

しかし、コンテストやSNSの結果が悪くても、
趣味を嫌いになる必要なんてないんです。

そのコンテストとは別のコンテストなら入賞できたかもしれないですし、
ちょっとの思い付きの差で、格段に受けが良くなることもあります。

ストレスの原因2、SNS・ネットの進化

昔の模型環境

20年、30年前、20世紀のころはSNSも無く、
ネットはパソコン趣味の人にしか広まってませんでした。

身内や友達に見せることくらいしか外部の評価を得ることは、
我々一般人にはほぼありませんでした。
展示会なども20年前とかは今ほど多くはなかったです。

その頃は誰の評価を気にするわけでもなく、
のほほんと模型を作っていました。

世の中に作品を発表できる人は、
プロの模型誌のライターさん、原型師さん以外は、
ホビージャパンのJAF-CON(現在のC3)というイベントのコンテストに出す人など、
一部の展示会などに出す以外、道は多くはありませんでした。

オラザクが無かった時代の話です。

特に人目を気にせずに完全インドア趣味として、
プラモ作りをやっていたと思います。

今のような形でプラモがストレスになることは、
一般人にはありませんでした。

思い通りにうまく作れなくて、
自分のヘタさに無力感を感じることはありましたけどね。

それはいつの時代も、どんな趣味にも当てはまることです。

現在のネットと模型

21世紀以降急速なインターネットの普及で、
通信環境を誰でも使える世の中になりました。

今では誰でもネットで発信できる世の中になりました。

模型誌のライターさんでなくても、
フィギュア原型師の方でなくても、
有名になったり、称賛を受けたりすることができます。

また、模型コンテストや展示会も大変活発になり、
雑誌社はもちろん、メーカー開催だったり、
ショップや通販サイトだって頻繁に開催していますよね。

また、ネットを通じて世界中の人々に見られるという、
昔なんか考えられない事態になってもいます。
SNSで外国の方からフォローされることも珍しくありません。

ストレスの原因3、評価と対峙する

なぜ模型が嫌になってしまうのか、
これが腑に落ちたツイートが有ったので、
引用させていただきます。

ビジネス系のインフルエンサー、マナブさんです。

これなんです。
Twitterに投下することで、
RT数やいいねを他の模型ツイートと比較してしまう。

他者との優劣を競う場であるコンテストに出すことで、
外部評価という現実を突きつけられます。

現実逃避でやっている趣味で、
現実を突きつけられるという地獄。

人間誰しもある程度は自信を持ち、
多かれ少なかれ自己を過大評価するのだと思います。

自分が上位入賞することを夢見て、
ワクワクしながら結果を待ちます。

そして突きつけれれる残酷な現実。

そして他者と比較します。
「なんで俺が落ちて、あいつが上位入賞しているんだ!」

「審査員の見る目がない!俺を選ばないとは何を見ているんだ!」

ついついそう思ってしまいがちです。
努力やセンスが認められないということは、
自己を否定されたと思ってしまいますよね。

私も少なからずそう思っていたこともありましたし、
今でもゼロではありません、人間誰しも持っている、
嫉妬や羨望それが転じて怒りや憎しみになってしまう。

会ったこともない自分より受けている人、
称賛を浴びている人を嫌う様になってしまう。



ストレスの原因4、意図しない反応

模型を完成させてSNSで写真を上げたりすると、
まれに、自分の思ってもみない感想をリプライされることがあります。

人によっては、このことがストレスに感じる方もいらっしゃるようです。

完全オリジナルで作ったつもりでも、
「~に似てますね!」
「~っぽいですね!」
と書かれると、
嫌に感じる人がかなりいます。

私の場合、そのようなリプをいただいても、
「へ~、自分の模型がそういう見方もできるのか」
くらいにしか思わないのですが、
やはり自分が思ってない反応だと、
不快に感じてしまうそうです。

最後に

ご覧いただきありがとうございました。

まとめ

  • 模型コンテストの結果を気にしてしまう
  • SNSで受けないことで嫌になる
  • 自己評価と他者評価のズレ
  • 嫉妬や羨望が怒りや憎しみに変わっていく
  • 自分が意図しない解釈をされると腹が立つ

次の記事はプラモとストレスのセルフアンサー記事です。

プラモで病まないためにしていること

必ず合わせてご覧ください!

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