プラモクラフトブログ

シリーズ作品にアンチ化する理由とラーメン屋の味

2020/01/09
 
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30代の模型製作者です。 ~受賞歴~ ダンボール戦機プラモデルLBX烈伝コンテスト2014最優秀賞 2018年オラザク選手権一次通過

今回はシリーズ化した作品を巡って起こる
前作との違和感についてです。

なぜシリーズ化した作品は
後々ファンに嫌われることがあるのか考えてみました。



私とシリーズ作品

私は結構シリーズものを見ています。
ガンダム、トランスフォーマー、ゾイド、
仮面ライダー、戦隊、ラブライブ!、
ヴァンガード、バンドリなどなどです。

昔は勇者シリーズ、プリパラ、デジモン
ダンボール戦機、イナズマイレブン
ベイブレード(鋼銀河)なども見ていました。

アンチ活動の理由

初代作品のファンが続編のアンチになることがあります。

例えば

  • テーマが変わった
  • スタッフが変わった
  • 主人公が変わり新主人公が受け入れられない
  • 海外作品の翻訳でセリフの意味を変えた
  • スタッフが悪ノリして反感を買った
  • クオリティが下がったため
  • アンチ活動が楽しい

テーマが変わった

作品の描いているテーマが変わってしまったことは、
結構多いと思います。

例えばGガンダムは戦争を描くガンダムシリーズで、
格闘スポ魂をやっています。

終盤のデビルガンダムコロニー戦は、
ちょっと最終決戦でたくさんのガンダムが出て戦争っぽいですが、
それ以外は一対一が多い格闘漫画ですね。

キン肉マンとかに近いです。
戦争を描かない、宇宙世紀でないということで
ガンダムとは認めない、
ガンダムじゃないというファンはたくさんいたそうです。

幸い私は小学生でGガンは楽しめたし、
前年のVガンダムは意味がわからず
序盤で見るのをやめました。

幸い家のAnikiの兄貴は初代ガンダム世代ですが、
あしたのジョーや巨人の星、
キン肉マンなども好きだったので、
Gガンをそれまでのガンダムと捉えず、気楽に見てましたね。

監督である今川監督は、
「ミスター味っ子」などでも面白かったので、
Gにもそのノリが有って楽しめていたそうです。

スタッフが変わった

アメリカで制作していたものが日本で受けて、
続編を日本で作るパターンはそのノリが変わってしまうため、
叩かれてしまうことがあります。

トランスフォーマーによく起こります。

主人公が変わった

絶対的な人気の主人公が変わり、
続編の主人公が受け入れられないこともあります。

SEEDとデスティニーとか鈴村さん大変だったみたいですね。

海外作品の翻訳の変更

海外作品は日本で受けやすくするために、
吹き替え時のセリフの内容を変えることがあります。

ビーストウォーズではキャラの性別を変えたり、
大事なセリフを関係ない内容に変えたりもありました。

スタッフの悪ノリ

スタッフやキャストが悪ノリしてしまい、
受けないこともあります。

またビーストウォーズの話ですが、
アドリブが行き過ぎてシリアスのシーンにギャグを入れたり。

しかし、元の作品があまりに暗いため
子供に明るく見てもらうという理由も有ったりします。

まぁ下ネタとかは悪ノリですね。

クオリティが下がった

一作目より二作目の方が作画クオリティが下がってしまったり。
制作費の都合でなることも伺えます。

アンチ活動が楽しい

これは最近ビジネスインフルエンサーのマナブさんを見て知ったのですが、
アンチの心理を読み解くことが出来ているのかもしれません。

Twitterで公式アカウントやインフルエンサーに対して、
アンチリプを送っている人がいます。

そういう人のリプライに、
結構いいねが入ってたりします。

つまり、アンチリプライをすることで、
いいねを稼ぐことが楽しくなってしまうのかも。

SNSの自己承認欲求を満たせてしまうということです。

シリーズとはラーメン屋

ガンダムをラーメン屋に例えます。

最初のガンダムはめっちゃうまい醤油ラーメンで、
頑固な店長と職人たちがこだわりで作っていました。
みんなおいしいおいしいと大評判でした。

しかし、Zガンダムのときに色々と変わります。

スポンサーの口出しでスープの出汁が変わったり、
職人スタッフが途中で抜けたり、
独創性はあるが、まだまだ粗削りの若手が麺を打っていたり、
味がかなり変わってしまい、同じメニューの醤油ラーメンを頼んだはずが、
油ギトギトの醤油とんこつラーメンが出てきてしまいました。

店長の顔色もなんだか優れません。
お客は頑固で変わり者の店長に言います。

「店長、同じメニューの醤油ラーメン、
だいぶ昔と味が変わったよ、
昔と同じ味のラーメン頼むよ」

店長「もう職人もいないし、
出汁の味もスポンサーに変えられたし、
何より俺も同じ味ばっか作りたくないよ!
嫌なら帰ってくれ!」

お客の望むラーメンは食べられなくなってしまいました。
こんなことって続編が作られるときって、
よくある話だと思いませんか?

店長が変わって味が変わる場合もありますが、
お客は多数が同じ味のラーメンを食べに、
続編の作品を見に来るわけです。

そこで同じメニューを頼んだはずが、
全然違う味のラーメンが出てきたので、
文句を言いたくなってしまうのかもしれません。

最近ではビルドシリーズもそういうことを一部で言われている気がします。

受け入れられないなら見なければいい

要は受け入れられない続編が作られてしまったら、
見なければいいだけの話です。

それは自分が視聴ターゲットから外されてしまっているのかも。
新規客を増やすために、過去のファンに向けては作っていない場合もあります。

そういうときは、素直に視聴をやめて違うことに時間を使った方が有益です。
好みでないものを見続けるのは精神衛生上よろしくない気がします。

同じシリーズだからと言って、
全て第一作目のファンのために制作されているわけではないのです。



最後に

閲覧ありがとうございました。

まとめ

  • アンチ化する理由は多い
  • 客は同じラーメンの味を食べたい
  • 受け入れず、視聴をやめよう

毎日更新が止まらない!
いつもありがとうございます!


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